時制

現在形は「いま」のことではありません

英語をはじめて習うとき、現在形を「いまのこと」と教わります。

これが、あとで混乱のもとになります。

I play tennis. は、いまプレーしていません

この文の意味は、こうです。

私はテニスをします(ふだん・習慣として)。

いまコートに立っているわけではありません。むしろ、いまは部屋にいるかもしれません。「テニスをする人です」という紹介に近い言い方です。

いまプレーしている最中なら、こう言います。

I am playing tennis.

現在形は「いつもそうです」の形です

現在形が表すのは、いつもそうだと言えることです。

文 意味
The sun rises in the east. 太陽は東から昇る(いつも)
She works at a bank. 彼女は銀行で働いている(職業として)
Water boils at 100°C. 水は100度で沸く(いつも)

どれも「いまこの瞬間」ではなく、「そういうものだ」と言っています。

だから、予定にも使えます

ここが不思議に見えるところです。

The train leaves at seven.(電車は7時に出ます)

未来のことなのに現在形です。これは時刻表でそう決まっているからです。「いつもそうなっている」ことなので、現在形がぴったりはまります。

逆に、その場で決めたことには使えません。思いつきは「いつもそう」ではないからです。

見分け方

迷ったら、こう自問してください。

「これは、いつもそうだと言えることか?」

  • はい → 現在形(I play tennis.)
  • いいえ、いまだけ → 現在進行形(I am playing tennis.)

まとめ

  • 現在形は「いま」ではなく「いつも」
  • 習慣・性質・決まっている予定に使う
  • いまこの瞬間のことは、現在進行形で言う