品詞

a と the のちがいは、「相手が知っているか」です

a と the は、日本語にない考え方なので、説明を読んでも腑に落ちにくい言葉です。

覚えるべきことは、たった一つです。

相手がどれのことかわかるなら the

判断の基準は、聞いている相手がどれのことか特定できるかです。

  • 特定できない → a
  • 特定できる → the

会話で見ると、はっきりします

A: I bought a book yesterday.(きのう本を買いました) B: Oh, what is the book about?(へえ、その本は何の本?)

1回目は a です。相手はまだ、どの本か知りません。 2回目は the です。さっき話に出た、あの本だと、もうわかっています。

この「1回目は a、2回目は the」は、英語の会話でずっと起きています。

最初から the になるもの

世の中に一つしかないものは、はじめから特定できます。

the sun, the moon, the sky

場面の中で一つしかないものも同じです。

Please close the door.(ドアを閉めてください)

部屋にドアが一つなら、どれのことか迷いません。だから the です。もし5つあるなら、どれかを指しながら言う必要があります。

日本語で考えると間違えます

「その」と訳せるときだけ the、と覚えると失敗します。

I like the piano.(ピアノを弾くのが好きです)

「そのピアノ」ではありません。楽器としてのピアノは一つに決まるので the がつきます。

迷ったときの手順

  1. 聞き手は、どれのことかわかるか?
  2. わかる → the
  3. わからない → a(数えられないものなら、何もつけない)

まとめ

  • a は「相手がまだ知らないもの」
  • the は「相手もどれかわかるもの」
  • 話に2回目に出てきたものは、たいてい the